糖質制限は、1日に摂取する糖質量をどれくらいにするのか決めることから始まります。
糖質制限の方法は、糖質の摂取量によって、
- ゆるい糖質制限
- 標準的な糖質制限
- 厳格な糖質制限
に分かれます。
糖質制限の1日の糖質量目安
それぞれの1日の糖質量の目安は次のとおりです。
- 糖質制限していない・・・1日の糖質量目安300g
- 通常の平均的な食事の場合
- ゆるい糖質制限・・・1日の糖質量目安100~150g
- 無理なくゆるやかにダイエットしたい人
- 健康維持のために糖質制限したい人
- スタンダードな糖質制限・・・1日の糖質量目安60~100g
- やせている効果を実感しながらダイエットしたい人
- 血糖値が気になる人
- きびしい糖質制限・・・1日の糖質量目安60g未満
- 急いでダイエットしたい人
- 糖尿病を改善したい人
自分がどの程度の糖質制限をするかによって、糖質の摂取量が変わってきます。
糖質量の多い主食、どれくらい制限すればいい?
白米やパン、麺類などは、糖質が多く含まれています。
お茶碗1杯分のご飯に含まれる糖質量が約55gなので、1日3食ご飯を食べていたら、ゆるめの糖質制限でも、これだけで糖質量がオーバーしてしまいます。
糖質制限をするには、主食を制限することが必要です。
例えば、
- 厳格な糖質制限の場合は、主食は食べない
- 標準的は糖質制限は、主食は1日1食のみ
- ゆるやかな糖質制限の場合は、主食は1日2回
といった風に進めている人が多いようです。
主食を食べるとしても、量を少なくする、糖質オフの米などに変える、糖質オフ炊飯器を使うなど、できるだけ糖質を抑えて食べた方がいいですね。
また、お菓子や果物なども糖質が多いので、制限する必要があります。
お菓子や飲み物は、糖質オフの商品を選んだり、糖質オフの甘味料を使ったりするといいですよ。
調味料や野菜も意外と糖質量が多いものがあります。
糖質オフの食品も種類が豊富
ただ、最近では、糖質オフの食品がたくさん出てきています。
コンビニやスーパーでも、低糖質のパンなどを置いていますし、ネット通販なら、パンやスウィーツなども低糖質のものが売られています。
糖質制限用の宅配弁当もありますし、それらを上手に使うと、糖質制限がぐっと継続しやすくなります。
自分で調理すると、糖質量をコントロールしやすいメリットはありますが、メニューが偏ったり、味に飽きた場合には、市販の糖質制限食を使うのもおすすめです。